皆様、おはようございます!
前回、エアブラシについてお伝えしたので
今回は周辺機器に付いてお話していきます
・エアブラシは分かったけど、何を用意すればいいの?
・どんなツールがあるの?
・オススメはある?
等、エアブラシ塗装は色々用意する物が多くて大変ですので
こちらの記事をお読み頂ければ塗装する事が出来ますので
ぜひ参考にして頂けたら幸いです
基本的な装備としましては
- コンプレッサー
- スタンド
- エアブース
- ライト
- ゴミ箱
こちらのツールがあれば無事エアブラシを使って塗装する事が出来ます
今回はコンプレッサーについてお話ししていきます
エアブラシの周辺機器【コンプレッサー】
まず、エアブラシに必須のアイテムは「コンプレッサー」です。
こちらがエアブラシの基本となるエアーを生成する装置になります
私がオススメするコンプレッサーはこちらの
「Mr.リニアコンプレッサーL7レギュレーター/プラチナセット」
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_1/4.html
「ミスターホビー様より引用」
こちらのコンプレッサーには
「スタンド」
「エア圧調整と水抜き機能」
[ドレン&ダストキャッチャー]
などが付属しており
エアブラシ塗装に最適な環境が一回で揃います
ではそれぞれ見ていきましょう
コンプレッサー本体
こちらがコンプレッサー本体になります
スペックとしては
Mr.リニアコンプレッサーL7レギュレーター
●本機の用途 : エアーブラシ塗装用コンプレッサー
●適 応 流 体 : 空気
●定 格 圧 力 : 0.1MPa
●最 高 圧 力 : 0.15MPa
●吐出空気量 : 7.0リットル/min.0.05MPa
●定 格 時 間 : 連続
●作 動 音 : 55dB(無負荷時)
●吐出口サイズ : 1/8(S)
●定 格 電 圧 : AC100V
●定格消費電力 : 43/39W
●定格周波数 : 50/60Hz
●本 体 寸 法 : 長さ170×幅142×高さ185(mm)
●本 体 重 量 : 2.9kg
となっております
意外とコンパクトで
1/24カーモデルを3台重ねた位の大きさになります
連続で2時間くらい塗装しても全然へこたれずに
常に安定してエアーを供給してくれます
もう7年も一緒に塗装しておりますが
いまだに壊れる気配がないので
コスト面から考えるととっても優秀です
そしてこちらのコンプレッサーには
この様に丸いフィルターが付いておりまして
コンプレッサーは外の空気を吸ってコンプレッサー内部で空気を作ります
その際にコンプレッサーの周りの空気が汚れていると
汚れた空気をコンプレッサーが吸って
そのままエアブラシに出力されてしまって
綺麗に塗装できなくなります
そこでこちらのフィルターがあると汚れた空気
塗装時に舞った塗料ミストや部屋のホコリなど
こちらでキャッチしてくれます
常に新鮮で綺麗、安定したエアーを供給してくれますので
このコンプレッサーのお陰で綺麗な塗装が出来ます
エア圧調整機
こちらのツールで
エアー圧を調整する事が出来ます
瓶の上に付いているつくしの様なダイヤルを締め込むと
エア圧を絞れます
逆に解放すれば
エア圧が大きくなります
こちらのエア圧調整機を使って
塗りたいパーツに合わせてエアー圧の調整が出来ます
大きいパーツを塗りたい場合や
缶スプレーの様に塗りたい場合は
エア圧を高めたり
小さいパーツや優しくグラデーションをかけたい時は
エアー圧を緩めたりして調整しましょう
基本的には0.05に合わせて塗装すれば大丈夫です
水抜き機能
こちらはエア圧調整機の下に付いてる瓶になります
画像でわかる通り水分が瓶に付着しております
ここにはエアーに含まれている水分を
ここで取り除いてくれます
塗装時に
「かぶり」
と言われる
塗装した後にパーツが白くぼやけてしまう現象があるのですが
その原因は湿気や水分になります
この白かぶりの原因を作る湿気や水分をこちらで取り除いてくれるので
常に乾いたエアーを供給してくれる最高のアイテムになります
ダストキャッチャー
エアブラシにエアーを供給してくれる最後の部分
こちらを分解してみますと
フィルターが入っており、名前の通り
「ダストキャッチャー」
が付いております
コンプレッサー本体でも防げなかった細かい粒子やホコリなどを
こちらで最終的に防いでくれます
塗装の天敵「ホコリ」に対する
正に最終防衛ラインです
コンプレッサーとダストキャッチャーの二つで
徹底的にエアー供給時のゴミを取り除いてくれます
これらの機能が良い作品作りを手助けしてくれています
定期的に分解してフィルターを掃除してあげましょう
お値段はしますが、とても大切なパーツが付いているので
こちらのセットがあれば安心です
気になる点
塗装に関して完璧な機能を果たしてくれる
Mr.リニアコンプレッサーL7レギュレーター/プラチナセット
ですが、正直気になる点もございます
音です
こちらのコンプレッサーはエアーを常時供給型なので
塗装中ずーっと「ジーーーーーー」という音がなっております
振動もそこそこありますので
夜の塗装には向かない可能性があります
この音が気になる方は少なくないでしょう。
そのため、音が気になる方には静音タイプの卓上コンプレッサーをお勧めします。
静音卓上コンプレッサー
価格やボディの大きさには違いが出ますが
コンプレッサー自体は
基本的にはエアを作り出す容量が異なると考えていただければ幸いです。
大きなコンプレッサーであればあるほど、生成できるエアの量も増え
エアの圧力や供給される空気量も安定します。
「大は小を兼ねる」という言葉通り
大きなコンプレッサーであればエアの供給も安定して行われるため安心ですが
- コンプレッサー自体が大きくて場所をとる
- 音が大きい
- 値段が高くなる
という観点があります
現在では小さくて静音性に優れたコンプレッサーがたくさんありますので
場所があまり確保出来ない、音が気になるという方にはオススメです
安価で良いコンプレッサーについては
ミスターホビーさんの「カロン」
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_1/PCD02.html
こちらはスタンドも付いているので安心です
ミスターホビーさんの「プチコン」
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_1/3444.html
※現在HPでは生産終了しておりました
が良いかと思います。
値段も約2万円位で静音性があり、場所も取らず、非常に使い勝手が良さそうです
小型コンプレッサーの難点は連続稼働時間が限られている点ですが
ずっとコンプレッサーを起動しっぱなしという事はそうはないので
十分塗装にお使い頂けます
ハンドエアブラシ
現在では、ポータブルエアブラシとして、コンプレッサーとエアブラシが一体になったものも販売されていますので
こちらもお勧めです。
ただし
- 約30分で充電が切れる
- 20分位でボディが熱くなって持てなくなる
という難点がありますが
価格と作業スペースを考えると、十分な性能を発揮してくれます。
私もこちらのコンプレッサーとエアブラシを使って塗装してますが
普通に塗装出来ますので普通にオススメ出来ます
本格的に塗装するとなると敷居が少し高めなエアブラシの
救世主的な存在です
終わりに
このような感じで
エアブラシのコンプレッサー選びも色々と選択肢がございます
タミヤさん
https://www.tamiya.com/japan/products/list.html?genre_item=503020
エアテックスさん
https://airbrush.co.jp/products/products/list?category_id=9
ミスターホビーさん
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_1.html
などのサイトを訪問して頂き
ご自身の環境に合わせたコンプレッサー選びをして頂ければ幸いです😌
こういう周辺機器を揃えるのも面白いです