カーモデルの艶出し完全ガイド!
研ぎ出しの手順と注意点を徹底解説
「せっかくカーモデルを塗装したのに、艶が出ない」「研ぎ出しをしたら下の色が出てきてしまった」——そんな失敗を経験したことはありませんか?カーモデルの艶出し(研ぎ出し)は、正しい手順と注意点を知っているかどうかで仕上がりが大きく変わります。この記事では実際の制作を通じて、研ぎ出しの手順・使用するサンドペーパー・コンパウンドの使い方、そして失敗しないための注意点を丁寧に解説します。
✨ 艶出し(研ぎ出し)とは?
艶出し(研ぎ出し)とは、クリアコートを吹いた後にサンドペーパーで表面を研ぎ、さらにコンパウンドで磨いて鏡面のような深い艶を出す仕上げ技法です。カーモデルでは特に重要な工程で、この仕上げ次第でプロ並みの完成度になるかどうかが決まります。
- クリアコートを十分に吹く(研ぎしろを確保)
- サンドペーパーで段階的に研ぐ(1000番→2400番→4000番)
- コンパウンドで磨いて艶を出す(粗目→細目)
🔧 研ぎ出しの手順【STEP解説】
クリアコートをたっぷり吹く
研ぎ出しの前提として、クリアコートを十分な厚さに吹いておくことが絶対条件です。今回はガイアノーツのEXクリアを使用。クリアの膜が薄いと、研いでいるうちにすぐ下の塗装色まで達してしまいます。「研ぎしろ」をしっかり確保するため、クリアは少し厚めを意識して吹きましょう。
サンドペーパーで段階的に研ぐ
クリアが十分に乾燥したら、サンドペーパーで研いでいきます。今回はタミヤ フィニッシングペーパー 1000番から始め、クレオス Mr.ラプロス 2400番→4000番の順で番手を上げながら研いでいきます。番手を上げるごとに表面の傷が細かくなっていきます。
水研ぎ(水をつけながら研ぐ)が基本です。ペーパーに水をつけることで目詰まりを防ぎ、均一に研ぐことができます。
コンパウンドで磨いて艶を出す
4000番まで研いだら、いよいよコンパウンドで磨いていきます。今回はタミヤ コンパウンド 粗目を使用。布や綿棒にコンパウンドを少量つけ、円を描くように磨いていきます。粗目で傷を消した後、仕上げに細目・極細目と番手を上げると、より深い艶が得られます。
⚠️ 絶対に知っておきたい注意点
① エッジ・角の研ぎすぎに注意
研ぎ出しで最も多い失敗がエッジ(角・端)の研ぎすぎです。角の部分はどうしても当たりが強くなるため、気づいたら塗装色まで削れてしまいます。動画の中でも実際に角の部分の色が削れてしまう場面があります。
- 角・端部分はサンドペーパーを当てる力を極力弱くする
- 「面」を意識して研ぎ、角は最後に軽く触れる程度にとどめる
- 怪しいと思ったら早めに止めて確認する
- クリアを厚めに吹いておくことで多少の余裕が生まれる
② クリアを吹いていない部分は絶対に研がない
動画内では「屋根はクリア塗装していない」という場面があります。クリアコートのない部分をサンドペーパーで研いでしまうと、色がどんどん削れて取り返しのつかない状態になります。研ぎ出しをする前に、必ずクリアを吹いた箇所と吹いていない箇所を確認しておきましょう。
クリアコートなし → 研ぎ出し不可。研ぐと塗料色が直接削れてしまいます。研ぎ出しをする部分には事前に必ずクリアを吹いておきましょう。
③ ペーパーの目詰まりに注意
研ぎ出し中はサンドペーパーが削りカスで詰まりやすくなります。こまめに水で洗い流しながら使うのが基本。詰まったまま研ぐと均一に研げず、傷が残る原因になります。
🛠 使用道具・塗料一覧
| 工程 | アイテム | 用途・ポイント |
|---|---|---|
| クリアコート | ガイアノーツ EXクリア | 研ぎしろを十分確保するために厚めに吹く。乾燥時間をしっかり取ること |
| 研ぎ出し① | タミヤ フィニッシングペーパー 1000番 | 最初の荒研ぎ。クリア表面のゆず肌をならす |
| 研ぎ出し② | クレオス Mr.ラプロス 2400番 | 中間の仕上げ。1000番の傷を消す |
| 研ぎ出し③ | クレオス Mr.ラプロス 4000番 | 最終研ぎ。コンパウンド前の下地を整える |
| 艶出し | タミヤ コンパウンド 粗目 | 4000番研ぎ後の艶出しに。その後細目→極細目と進めると理想的 |
❓ よくある質問
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📝 まとめ
🎯 カーモデル艶出しのポイントまとめ
- クリアは厚めに吹く——研ぎしろがないと色まで削れてしまう
- サンドペーパーは番手を段階的に上げる——1000番→2400番→4000番
- 水研ぎが基本——目詰まりを防ぎ、均一に研ける
- エッジ・角は特に慎重に——当たりが強くなりやすく削れやすい
- クリアのない部分は研がない——色が直接削れてしまう
- コンパウンドで仕上げ——粗目→細目→極細目で深い艶が出る
手間はかかりますが、丁寧に研ぎ出しをすれば実車のような深い艶が再現できます。焦らず一工程ずつ確認しながら進めてみてください!
この記事の内容はなな福の塗装屋さんのYouTube動画をもとにまとめました。実際の手元の動きや細かいニュアンスは、ぜひ動画でご確認ください😊
