【失敗しない】サーフェイサーの下地と厚みの正解!
塗り回数と番手の関係を徹底解説
「何回塗ればいいの?」「厚く塗るほどキズが消えるの?」その疑問、答えは番手と塗り方次第で全部変わります。
1何回塗るかより「ヤスリの番手」が先に決まる
「とりあえず2〜3回吹いておけばいいか」と思っていませんか?実際に試してみると、それが大きな間違いだとわかります。
サーフェイサーでキズが消えるかどうかは、塗る回数より先に「ヤスリの番手」で決まります。スプーンを使って実際に検証したところ、600番以下のキズはサーフェイサーを何度重ねても完全には消えませんでした。表面の凹凸が深すぎて、サーフェイサーの膜では埋まりきらないからです。
| ヤスリの番手 | サーフェイサーの効果 | 塗り回数の目安 |
|---|---|---|
| 400〜600番 | ✕ 消えない | 何回重ねても不十分。先にヤスリ直しを |
| 800〜1000番 | △ 概ね消える | 1〜2回で表面はきれいになる |
| 1200〜1500番 | ○ ほぼ消える | 薄塗り1〜2回で十分 |
| 2000番以上 | ◎ 完全に消える | 薄塗り1回でOK |
消せるキズには明確な限界があります。「何回塗れば消えるか」を考える前に、まず「下地をどこまで整えるか」を決めることが重要です。サーフェイサーは、きれいに整えた面をさらにベストな状態にする”仕上げ補助材”と考えてください。
2厚みの失敗——塗りすぎるとモールドが消える
正直に言います。サーフェイサーは「多く塗るほどいい」ではありません。
塗り重ねるたびに膜が厚くなり、パーツの細かいモールド(スジや段差)が少しずつ埋まっていきます。カーモデルのボディで実際に確認してみると、3回以上重ねたあたりから繊細なラインが丸みを帯びてきます。これはあとでヤスリをかけても完全には復活しません。
表面にツヤが出てきたら「もう十分乗っているサイン」です。それ以上吹くと逆効果。また、厚塗りによって乾燥ムラや表面のざらつきが生じ、後から塗る本塗料がうまく乗らなくなることもあります。
3見落としがち!塗装前の「足付け」が密着を決める
サーフェイサーを吹く前にもう一つ、絶対にやっておきたい工程があります。それが「足付け」です。
足付けとは、塗料が密着しやすいように表面を軽くヤスリがけしておく作業のこと。プラモデルのパーツはツルツルしているため、何も処理せずにサーフェイサーを吹くと密着が甘くなり、後でポロッと塗膜が剥がれることがあります。
- 番手は1000〜1500番が目安。粗すぎると深い傷がつく
- 力を入れず、表面の光沢が消える程度でOK
- ヤスリがけ後は必ず水洗いして削りカスを取り除く
- 窓枠など細かい部分はスポンジヤスリが使いやすい
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📝 まとめ ── 3つの鉄則
- 🔑 キズが消えるかは「番手次第」 ── 1000番以上で仕上げてから吹くのが基本。600番以下のキズは何回重ねても消えない
- ⚠️ 塗りすぎはモールドを埋める ── ツヤが出てきたら止めどき。1〜2回を目安に状態を確認しながら進める
- 🖐️ 足付けを忘れずに ── 密着力が仕上がりの耐久性を決める。省くと後で剥がれる原因になる
