【初心者向け】ミラークロームの下地、ピアノブラックとEXブラックどっちが綺麗に仕上がる?実際に比較してみた
黒って塗るのが難しい……艶々の黒に仕上げるのはさらに難しい。
黒塗料の種類が多くてどれを選べばいいか分からない。希釈の量も毎回悩む——そんな経験はありませんか?
そんな方にとってすごく便利で簡単にツヤツヤに仕上げられる塗料が登場しました。これを使えばあっという間に深みのあるツヤ黒が完成し、さらにミラークロームの下地としても最高の性能を発揮する優れモノです。
今回はYouTubeチャンネル「なな福の塗装屋さん」が実際にこの塗料を使ってみた感想と、ミラークロームを吹いてどうなるかを実験した内容をレポートします。ぜひ参考にしてみてください。
🏆 結論:どちらを選ぶべきか
エアブラシ初心者・失敗を避けたい・ミラークロームを綺麗に仕上げたい・手間を減らしたい
希釈に慣れている中〜上級者・発色の強い黒下地を探している・価格を抑えたい
どちらの下地でも鏡面は出るが、手軽さと安定感でピアノブラックが一歩リード。下地の光沢が安定しているほどミラークロームが綺麗に映える。
※ ミラークロームはどちらの下地でも必ずダブルアクションエアブラシを使用してください。
▶ ピアノブラック(DP-01)が初心者におすすめな理由
- 希釈不要・そのまま使える──濃度調整なしで瓶からエアブラシに入れて吹くだけ。希釈ミスによる失敗がゼロになるため、初心者でも安心して使える
- ミラークロームの下地として最高の性能──クリア成分が多く表面の平滑度が高いため、ミラークロームを乗せると圧倒的な鏡面仕上がりに。ミラークロームを使うならピアノブラックが最適解
- 綺麗なツヤ黒としても十分な美しさ──ミラークロームを使わなくても、深みのある高光沢ブラックとして単体でも申し分ない仕上がり。カーモデルのボディをピアノブラックで仕上げるだけで高級感が出る
- イージーペインター対応──エアブラシがなくてもイージーペインターで塗装可能。道具をそろえるコストを抑えながら綺麗な黒下地が作れる
- ⚠️ ミラークロームはイージーペインター不可・ダブルアクションエアブラシが必須
🧪 今回の実験:塗装の流れ
or EXブラック
チェック
ガイアノーツ製
カーモデルで検証
📦 比較した2つの下地塗料
ピアノブラック
Diluted Paint Series / 希釈済み
| 希釈 | 不要(希釈済み) |
| 光沢 | 高光沢(High Gloss) |
| 容量 | 50ml |
| 特徴 | クリア成分多め |
EXブラック
Exカラーシリーズ / 光沢
| 希釈 | 希釈が必須 |
| 光沢 | 光沢(Gloss) |
| 容量 | 50ml |
| 特徴 | 発色が強い |
🖌️ STEP 1|黒下地を塗ってみた
ピアノブラックは「希釈済み塗料シリーズ」で、クリア成分を多く含む設計です。エアブラシにそのまま入れて吹くだけ。濃度調整が不要なので、初心者でもミスなく塗れます。
なお、ピアノブラックはイージーペインターでの使用も推奨されています(動画内でも紹介)。ただし、この後に塗るミラークロームはイージーペインター非対応なので注意。
EXブラックは1対1(塗料:薄め液)で希釈してからエアブラシで使います。適切に希釈できれば発色が強く締まった黒になります。
黒下地の段階での比較:EXブラックの方が初動は綺麗に見える
黒を塗った段階ではEXブラックの方が締まって見えたという正直な評価でした。ピアノブラックはクリア成分が多い分、序盤は若干薄く見えることがあります。
カーモデルに黒下地を塗ってみた
動画内で比較しているのは以前塗装して失敗したカーモデルです。今回の塗装は圧倒的に綺麗な仕上がりになっており、黒下地の塗り方の精度が上がったことが一目でわかります。ミラークロームは下地の質をそのまま反映するため、丁寧な黒下地が美しい鏡面への近道です。
✨ STEP 2|黒下地の上にミラークロームを塗る
ガイアノーツのミラークロームはピアノブラックと同様に希釈不要でそのまま使える設計です。エアブラシカップにそのまま注いで吹くだけ。
「ダブルアクションとかじゃないと」という言葉通り、ミラークロームの塗装にはシングルアクションや缶スプレー・イージーペインターでは対応できません。ダブルアクション式のエアブラシが必要です。
スプーンでのミラークローム結果
スプーンで比較した場合、どちらの下地でもミラークロームは綺麗に発色しました。スプーン単体では下地の差はほとんどわからないという結果に。
カーモデルでのミラークローム結果
📊 ミラークローム下地として徹底比較
| 比較項目 | DP-01 ピアノブラック | Ex-02 EXブラック |
|---|---|---|
| 希釈 | ●不要(希釈済み) | △1:1が必要 |
| 難易度 | ●初心者向け | △やや上級者向け |
| 黒下地の初動 | △やや薄く見える | ●発色が強い |
| 下地の光沢 | ●高光沢 | △曇りが出る場合あり |
| ミラークローム後の仕上がり | ●美しい鏡面 | ●美しい鏡面 |
| 失敗リスク | ●低い | △希釈次第で変わる |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
💬 正直なレビュー|良い点・気になる点
ピアノブラック(DP-01)
✅ 良いところ
- 希釈不要でそのまま使える
- 高光沢で下地の平滑度が高い
- ミラークローム下地に最適
- イージーペインターにも対応
- 失敗リスクが低く初心者向き
❌ 気になるところ
- 序盤は発色がやや薄く見える
- EXブラックより単価が高め
EXブラック(Ex-02)
✅ 良いところ
- 序盤の発色が強く締まって見える
- 適切に希釈すれば鏡面下地になる
- 入手しやすい定番品
❌ 気になるところ
- 1:1希釈が必要で手間がかかる
- カーモデルで曇りが出た場面あり
- 希釈量が多いとミラーに悪影響
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EXブラック 30ml
発色が強い光沢ブラック。1:1希釈が必要だが定番の人気品。ミラークロームの下地として使用可能。
✨ GP-08 プレミアムミラークローム
鏡面塗装の本命。希釈済みでそのままエアブラシへ。ダブルアクションエアブラシと組み合わせて使用する。
🧪 ガイアカラー T-01 カラーシンナー(1000ml)
塗装必需品。EXブラックの希釈に使用。1000mlの大容量がコスパ◎。
🚗 楽プラ ランサーGSRエボリューションⅢ
動画内で使用されているカーモデルのキット。スナップキットで接着剤不要、初心者でも組み立てやすい。ミラークロームで仕上げればリアルな鏡面ボディに。
🔧 エアブラシ①|タミヤ スパーマックス SX0.3D(初心者向け)
初心者にも◎ 均一塗装が得意な0.3mmダブルアクションタイプ。薄い塗膜を安定して積み重ねられ、ミラークローム塗装にも対応。まず1本目に最適な1本。
🔧 エアブラシ②|ANEST IWATA HP-CP(上級者・最高峰)
細吹き・通常・範囲塗りすべてに対応する0.3mm口径のハイエンドモデル。高い理由は確かにある——使えば分かる最高峰のエアブラシ。本格的に上達したい方に。
🖌️ イージーペインター(ガイアノーツ)
希釈した塗料を缶スプレーのように手軽に吹けるガイアノーツの簡易塗装ツール。専用のガスカートリッジに取り付けるだけで使えるため、エアブラシのセッティングや操作を覚える必要がなく、初心者でも迷わずスタートできます。コンパクトで取り回しもよく、ピアノブラックの黒下地塗装にそのまま対応。エアブラシを持っていない方でも本格的な光沢仕上げが楽しめるのが最大の魅力です。ただし、ミラークロームはダブルアクションエアブラシが必須のため、イージーペインターでの使用はできません。
✨ Ex-03 EXクリアー(光沢クリアコート)
研ぎ出し向け高光沢クリアコート。黒下地やミラークロームの保護・仕上げに。厚い塗膜を形成するため研ぎ出しのベースとしても活躍する必須アイテム。
⬛ DP-01 ピアノブラック(ガイアノーツ)
希釈不要でそのまま使える高光沢ブラック。ミラークロームの下地として最高の性能を発揮し、ツヤ黒仕上げにも対応。初心者に最もおすすめの下地塗料。
▶ 動画で実際の塗装シーンをチェック!
実際の塗装工程や比較の細かいニュアンスは動画でしか伝わらない部分も多いです。「なな福の塗装屋さん」チャンネルではカーモデル塗装のノウハウが満載なので、ぜひチャンネル登録もどうぞ。
▶なな福の塗装屋さん
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※ 掲載画像はYouTube動画「なな福の塗装屋さん」より引用しています。
