キャンディ塗装、シルバー次第で
仕上がりが激変する話【ガイアノーツ5種 比較検証】
「キャンディ塗装ってどのシルバーを使えばいいの?」——実は下地に使うシルバーを変えるだけで、同じクリアカラーを重ねても仕上がりがまったく別物になります。今回はガイアノーツのシルバー系塗料5種類をスプーンに試し塗りして徹底比較。下地色(白 vs 黒)の違いも検証し、最終的にカーモデルへ実践した結果もご紹介します!
🍬 キャンディ塗装とは?仕組みを解説
キャンディ塗装とは、金属光沢のあるシルバー下地の上に透明なクリアカラーを重ねる塗装技法です。まるで飴玉(キャンディ)のような透き通った深みが特徴で、カーモデルやガンプラで人気があります。
仕組みはシンプル。光がクリアカラーを透過してシルバー層で反射することで、独特の立体感と輝きが生まれます。見る角度によって色が変わって見えるのも大きな魅力です。
- 「シルバー下地+クリアカラー」の2層構造で仕上げる
- 光の反射で深みのある透明感が生まれる
- 角度によって色の見え方が変化する
- 下地シルバーの種類を変えるだけで、まったく異なる仕上がりになる
- プラモデル・カーモデル・ガンプラなど幅広く使える
🔧 必要な道具・材料一覧
キャンディ塗装を始める前に道具を確認しましょう。エアブラシが最も仕上がりが綺麗ですが、缶スプレーでも挑戦できます。
エアブラシ
0.3mm口径が基本。エア圧は0.05〜0.1MPa程度と低めに設定してふんわり吹く。メタリックは0.5mmでも可。
シルバー系下地塗料
ガイアノーツ各種シルバーがおすすめ。粒子の細かさで仕上がりが大きく変わる。まずは1〜2種から試してみよう。
クリアカラー
赤・青・オレンジ・黄など好みの色を。薄めに何度も重ね塗りすることで深みが出る。
メタリックマスター
ガイアノーツのメタリック専用薄め液。これを使うと粒子が整い、ムラが激減する。必携のアイテム。
🪙 今回使用したシルバー塗料の特徴
「シルバー」と一口に言っても、塗料ごとに金属粒子の大きさや密度が異なります。今回の動画で検証したガイアノーツのシルバー系塗料5種類を解説します。
| 塗料名 | 品番 | 特徴 | キャンディ向き |
|---|---|---|---|
| スターブライトシルバー | No.121 | 超微粒子で鏡面に近い輝き。最も透明感の高いキャンディが出せる | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ブライトシルバー | No.009 | 汎用性が高い標準シルバー。初心者にも使いやすいバランス型 | ⭐⭐⭐⭐ |
| スターブライトジュラルミン | No.123 | 粒子がやや粗め。ギラッとしたラメ感のある派手な仕上がりに | ⭐⭐⭐⭐ |
| パールシルバー | No.131 | パール感のある柔らかな輝き。上品で落ち着いた印象になる | ⭐⭐⭐⭐ |
| フレームメタリック(1) | VO-04 | ウォーム系のメタリック塗料。独特の温かみある金属質感でキャンディ塗装に個性が出る | シルバー下地 |
📸 塗装手順【写真付きSTEP解説】
STEP 1:シルバーを薄めに希釈する
シルバー塗料は薄め液を通常より多めに希釈(塗料1:シンナー1.5〜2)して塗るのが重要です。濃いまま吹くと粒子が動いてムラが出やすく、キャンディの透明感も損なわれます。
- 塗料:薄め液 = 1:1.5〜2 程度にやや薄めに希釈
- ガイアノーツ専用「メタリックマスター(T-09M)」を使うと粒子が整いやすい
- ふんわりと薄く2〜3回重ねて塗るイメージで
- 吹き付け距離はやや遠め(15〜20cm程度)を保つ
STEP 2:下地を決める(白 or 黒)
シルバーを吹く前に、まず下地の色を決めます。今回の動画では明るい(白系)下地と黒い下地の2パターンを比較しています。動画内では「では、白にいきましょう」から始まり、黒下地との比較が丁寧に解説されています。
STEP 3:シルバーを薄く重ねて吹く
下地が乾いたら希釈したシルバーをエアブラシで薄く均一に吹きます。一度に厚塗りせず、薄い層を2〜3回重ねるのがポイント。粒子が寝てしまわないよう、乾燥を確認しながら進めましょう。
STEP 4:クリアカラーを重ねる
シルバーが完全乾燥したら、いよいよクリアカラーを重ねます。「割合はさっきのシルバーと同じですね」とあるようにクリアカラーも薄め希釈で少しずつ色を乗せていきます。一度に厚塗りすると透明感が失われてしまいます。薄く何度も重ねることで深みのある色が生まれます。
⚖️ 下地(白 vs 黒)で仕上がりはこう変わる
- クリアカラーが鮮やかで明るく発色
- パッと目を引く華やかな仕上がり
- 「明るい下地の方が綺麗になります」と動画内でも推奨
- 初心者は白系下地から試すのがおすすめ
- 落ち着いた深みのある発色
- シック・ミステリアスな印象に
- 同じ色でも暗めで引き締まった仕上がり
- 重厚感を演出したいときに有効
🔬 シルバーの種類による仕上がり比較
この比較が今回の動画最大のハイライトです。同じクリアレッドを重ねているのに、使ったシルバーによってこれほど異なる仕上がりになることが一目でわかります。
| シルバーの種類 | キャンディ後の印象 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| スターブライトシルバー (121) | 宝石のような深い透明感。最も「キャンディらしい」鏡面的な輝き | 本格的なキャンディ感を求める方 |
| ブライトシルバー (009) | バランスが良く扱いやすい。ギラつきとクリア感が共存する | 初めてキャンディ塗装に挑戦する方 |
| スターブライトジュラルミン (123) | 粒子の粗さでラメ感が強め。派手でゴージャスな仕上がり | アクセント・派手さを演出したい方 |
| パールシルバー (131) | しっとりとした柔らかい輝き。上品で落ち着いた色合い | 大人っぽい・上品な仕上がりを求める方 |
| フレームメタリック(1) (VO-04) | ウォーム系の独特な金属質感。他のシルバーとは一味違う個性的な仕上がり | 個性的・独特な雰囲気を演出したい方 |
🚗 実践!カーモデルへのキャンディ塗装
スプーンでのテストを経て実際のカーモデルにキャンディ塗装を施した結果です。光が当たる部分は鮮やかなキャンディレッドが輝き、影になる部分はより深みのある赤に。曲面の多いカーボディでは特にキャンディ塗装の立体感が引き立ちます。
⚠️ よくある失敗と対策
- シルバーがムラになる→ 希釈を薄めに、遠めからふんわり重ね吹きする
- クリアが白濁・くすむ→ シルバー完全乾燥前にクリアを重ねている。必ず乾かしてから
- 発色が地味→ 黒下地が原因のことが多い。明るい下地(白〜スターブライトシルバー)に変更
- 透明感がなく色が濁る→ クリアカラーを厚塗りしすぎ。薄く少しずつ重ねる
- シルバー粒子が寝てくすむ→ クリア吹きすぎ or シルバーが乾く前に触れた。工程を見直す
- スプーンと本番で色が違う→ 下地色・シルバーの厚みが違う可能性。本番前に必ず試し塗りで確認
❓ よくある質問
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📝 まとめ
- キャンディ塗装の基本はシルバー下地 + クリアカラーの2層構造
- シルバーは薄め液多めの希釈でふんわり吹くのが大原則
- エア圧は0.05MPa程度と低めに設定する
- 明るい(白系)下地の方がクリアカラーの発色が綺麗になりやすい
- シルバーの種類を変えるだけでまったく異なる仕上がりになる
- まずブライトシルバー(No.009)で感覚を掴み、慣れたらスターブライトシルバー(No.121)へ
- クリアカラーは薄く何度も重ね塗りが鉄則。急がない!
- 本番前に必ずスプーンやプラ板で試し塗りして好みの色を見つけよう
キャンディカラーと一言で言っても、下地シルバーの種類で色々な変化を見せてくれます。「この色で塗りたい!」という自分だけのカラーを、ぜひ試し塗りしながら探してみてください☺️
