エアブラシ塗装について

キャンディ塗装をシルバー5種で徹底比較!下地の違いで仕上がりが激変【エアブラシ実践】

エアブラシ 実践解説

キャンディ塗装、シルバー次第で
仕上がりが激変する話【ガイアノーツ5種 比較検証】

📅 2024年10月12日 ✏️ なな福の塗装屋さん 🎨 #キャンディ塗装 #エアブラシ
キャンディ塗装の下地を変えるとどうなるの? — 動画サムネイル

「キャンディ塗装ってどのシルバーを使えばいいの?」——実は下地に使うシルバーを変えるだけで、同じクリアカラーを重ねても仕上がりがまったく別物になります。今回はガイアノーツのシルバー系塗料5種類をスプーンに試し塗りして徹底比較。下地色(白 vs 黒)の違いも検証し、最終的にカーモデルへ実践した結果もご紹介します!

🍬 キャンディ塗装とは?仕組みを解説

キャンディ塗装とは、金属光沢のあるシルバー下地の上に透明なクリアカラーを重ねる塗装技法です。まるで飴玉(キャンディ)のような透き通った深みが特徴で、カーモデルやガンプラで人気があります。

仕組みはシンプル。光がクリアカラーを透過してシルバー層で反射することで、独特の立体感と輝きが生まれます。見る角度によって色が変わって見えるのも大きな魅力です。

使用するクリアカラー各種(ガイアノーツ クリアーオレンジ、クリアーイエロー、クリアーレッドなど)
今回使用したクリアカラー各種(ガイアノーツ)— クリアーオレンジ・クリアーイエロー・クリアーレッドなど
✨ キャンディ塗装の特徴まとめ
  • 「シルバー下地+クリアカラー」の2層構造で仕上げる
  • 光の反射で深みのある透明感が生まれる
  • 角度によって色の見え方が変化する
  • 下地シルバーの種類を変えるだけで、まったく異なる仕上がりになる
  • プラモデル・カーモデル・ガンプラなど幅広く使える

🔧 必要な道具・材料一覧

キャンディ塗装を始める前に道具を確認しましょう。エアブラシが最も仕上がりが綺麗ですが、缶スプレーでも挑戦できます。

エアブラシのエア圧設定 — エア圧は0.05MPaで塗装
「エア圧は0.05でいきます」— キャンディ塗装時のエア圧設定。低めの圧でふんわり吹くのがコツ

エアブラシ

0.3mm口径が基本。エア圧は0.05〜0.1MPa程度と低めに設定してふんわり吹く。メタリックは0.5mmでも可。

シルバー系下地塗料

ガイアノーツ各種シルバーがおすすめ。粒子の細かさで仕上がりが大きく変わる。まずは1〜2種から試してみよう。

クリアカラー

赤・青・オレンジ・黄など好みの色を。薄めに何度も重ね塗りすることで深みが出る。

メタリックマスター

ガイアノーツのメタリック専用薄め液。これを使うと粒子が整い、ムラが激減する。必携のアイテム。

🪙 今回使用したシルバー塗料の特徴

「シルバー」と一口に言っても、塗料ごとに金属粒子の大きさや密度が異なります。今回の動画で検証したガイアノーツのシルバー系塗料5種類を解説します。

塗料名品番特徴キャンディ向き
スターブライトシルバー No.121 超微粒子で鏡面に近い輝き。最も透明感の高いキャンディが出せる ⭐⭐⭐⭐⭐
ブライトシルバー No.009 汎用性が高い標準シルバー。初心者にも使いやすいバランス型 ⭐⭐⭐⭐
スターブライトジュラルミン No.123 粒子がやや粗め。ギラッとしたラメ感のある派手な仕上がりに ⭐⭐⭐⭐
パールシルバー No.131 パール感のある柔らかな輝き。上品で落ち着いた印象になる ⭐⭐⭐⭐
フレームメタリック(1) VO-04 ウォーム系のメタリック塗料。独特の温かみある金属質感でキャンディ塗装に個性が出る シルバー下地

📸 塗装手順【写真付きSTEP解説】

STEP 1:シルバーを薄めに希釈する

シルバー塗料を瓶に移して薄め液で希釈する作業
「薄め液が多めの希釈で塗っていきましょう」— シルバーはやや薄めに希釈するのがポイント

シルバー塗料は薄め液を通常より多めに希釈(塗料1:シンナー1.5〜2)して塗るのが重要です。濃いまま吹くと粒子が動いてムラが出やすく、キャンディの透明感も損なわれます。

🔑 希釈のポイント
  • 塗料:薄め液 = 1:1.5〜2 程度にやや薄めに希釈
  • ガイアノーツ専用「メタリックマスター(T-09M)」を使うと粒子が整いやすい
  • ふんわりと薄く2〜3回重ねて塗るイメージで
  • 吹き付け距離はやや遠め(15〜20cm程度)を保つ

STEP 2:下地を決める(白 or 黒)

黒サーフェイサーと白い下地を施したスプーンの比較
黒サーフェイサーを吹いた下地(左)と白系の明るい下地(右)の比較。この時点から印象が変わる

シルバーを吹く前に、まず下地の色を決めます。今回の動画では明るい(白系)下地黒い下地の2パターンを比較しています。動画内では「では、白にいきましょう」から始まり、黒下地との比較が丁寧に解説されています。

STEP 3:シルバーを薄く重ねて吹く

下地が乾いたら希釈したシルバーをエアブラシで薄く均一に吹きます。一度に厚塗りせず、薄い層を2〜3回重ねるのがポイント。粒子が寝てしまわないよう、乾燥を確認しながら進めましょう。

STEP 4:クリアカラーを重ねる

エアブラシでキャンディレッドをスプーンに吹き付けている作業シーン
エアブラシでクリアカラーを薄く何度も重ねていく。急がずゆっくり色を乗せるのがコツ

シルバーが完全乾燥したら、いよいよクリアカラーを重ねます。「割合はさっきのシルバーと同じですね」とあるようにクリアカラーも薄め希釈で少しずつ色を乗せていきます。一度に厚塗りすると透明感が失われてしまいます。薄く何度も重ねることで深みのある色が生まれます。

⚖️ 下地(白 vs 黒)で仕上がりはこう変わる

明るい下地と暗い下地でキャンディ塗装した結果の比較 — 下地によってもこんなに違います
「下地によってもこんなに違います」— 同じシルバー・同じクリアレッドでも下地色でここまで変わる
☀️ 明るい(白系)下地
  • クリアカラーが鮮やかで明るく発色
  • パッと目を引く華やかな仕上がり
  • 明るい下地の方が綺麗になります」と動画内でも推奨
  • 初心者は白系下地から試すのがおすすめ
🌑 黒い下地
  • 落ち着いた深みのある発色
  • シック・ミステリアスな印象に
  • 同じ色でも暗めで引き締まった仕上がり
  • 重厚感を演出したいときに有効

🔬 シルバーの種類による仕上がり比較

ガイアノーツ4種のシルバーを比較塗装中のスプーン — Entry No.4
5種のシルバーを塗装したスプーンを比較中。この段階でも違いがわかる
クリアレッドを重ねた後のシルバー5種比較 — シルバーによってもこんなに違います
「シルバーによってもこんなに違います」— 同じクリアレッドでも下地シルバー次第でここまで変化する

この比較が今回の動画最大のハイライトです。同じクリアレッドを重ねているのに、使ったシルバーによってこれほど異なる仕上がりになることが一目でわかります。

シルバーの種類キャンディ後の印象おすすめな人
スターブライトシルバー (121) 宝石のような深い透明感。最も「キャンディらしい」鏡面的な輝き 本格的なキャンディ感を求める方
ブライトシルバー (009) バランスが良く扱いやすい。ギラつきとクリア感が共存する 初めてキャンディ塗装に挑戦する方
スターブライトジュラルミン (123) 粒子の粗さでラメ感が強め。派手でゴージャスな仕上がり アクセント・派手さを演出したい方
パールシルバー (131) しっとりとした柔らかい輝き。上品で落ち着いた色合い 大人っぽい・上品な仕上がりを求める方
フレームメタリック(1) (VO-04) ウォーム系の独特な金属質感。他のシルバーとは一味違う個性的な仕上がり 個性的・独特な雰囲気を演出したい方

🚗 実践!カーモデルへのキャンディ塗装

塗装前の白いカーモデル(セダン)
塗装前の下地状態。白いサーフェイサーが吹かれたカーモデル
キャンディ塗装で仕上げたカーモデルの完成形 — 明るいところの輝きが美しい
「明るいところは」— キャンディレッドで仕上げたカーモデル完成形。光が当たる面とシャドウ面でグラデーションが生まれる

スプーンでのテストを経て実際のカーモデルにキャンディ塗装を施した結果です。光が当たる部分は鮮やかなキャンディレッドが輝き、影になる部分はより深みのある赤に。曲面の多いカーボディでは特にキャンディ塗装の立体感が引き立ちます。

⚠️ よくある失敗と対策

❌ 失敗パターンと解決策
  • シルバーがムラになる→ 希釈を薄めに、遠めからふんわり重ね吹きする
  • クリアが白濁・くすむ→ シルバー完全乾燥前にクリアを重ねている。必ず乾かしてから
  • 発色が地味→ 黒下地が原因のことが多い。明るい下地(白〜スターブライトシルバー)に変更
  • 透明感がなく色が濁る→ クリアカラーを厚塗りしすぎ。薄く少しずつ重ねる
  • シルバー粒子が寝てくすむ→ クリア吹きすぎ or シルバーが乾く前に触れた。工程を見直す
  • スプーンと本番で色が違う→ 下地色・シルバーの厚みが違う可能性。本番前に必ず試し塗りで確認

❓ よくある質問

初心者が最初に使うシルバーはどれがおすすめ?
ガイアノーツ No.009 ブライトシルバーが汎用性が高くておすすめです。価格も手頃で、キャンディ塗装との相性も良いです。慣れてきたらスターブライトシルバー(No.121)を試してみましょう。
シルバー下地の上にクリアカラーを直接吹いていいの?
問題ありません。ただしシルバーが完全に乾燥してからクリアを重ねることが重要です。乾燥前に重ねると溶剤でシルバー層が溶けてしまいます。
缶スプレーでもキャンディ塗装はできる?
できます。ただしエアブラシに比べて希釈や吹き量のコントロールが難しいです。まずスプーンやプラ板で試し塗りしてから本番に臨むと失敗が減ります。
クリアカラーは何色でもキャンディ塗装に使える?
はい、クリアレッド・クリアブルー・クリアオレンジ・クリアイエローなどクリアカラーであれば基本的に使えます。ただしシルバー下地との組み合わせで大きく発色が変わるので、まず試し塗りで確認してください。
コンプレッサーのエア圧はどれくらいがいい?
動画内では「エア圧は0.05MPa」と解説されています。低めの圧力でふんわりと吹くことで、粒子が整い綺麗なキャンディ面が得られます。

🛒 使用塗料・おすすめ商品(Amazon)

動画で実際に使用・紹介された塗料をAmazonでまとめました。

シルバー下地 No.1
ガイアノーツ No.121
スターブライトシルバー 15ml
超微粒子で鏡面に近い輝き。キャンディ塗装の下地として最高峰の透明感が得られる。
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シルバー下地 初心者向け
ガイアノーツ No.009
ブライトシルバー 15ml
汎用性が高く初心者にも扱いやすい。価格もリーズナブルで試しやすい。
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シルバー下地 上品仕上げ
ガイアノーツ No.131
パールシルバー 15ml
パール感のある柔らかなシルバー。キャンディ塗装で落ち着いた上品な仕上がりに。
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シルバー下地 派手系
ガイアノーツ No.123
スターブライトジュラルミン 15ml
ラメ感が強くギラッとした派手な印象に。アクセント塗装にも最適。
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シルバー下地 個性派
ガイアノーツ VO-04
フレームメタリック(1) 15ml
ウォーム系の独特な金属質感。他のシルバーとは違う個性的なキャンディ仕上がりが楽しめる。
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クリアカラー 赤
ガイアノーツ No.041
クリアーレッド 15ml
今回の動画でキャンディ塗装に使用。鮮やかな透明感のある赤が出せる定番カラー。
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薄め液 必携
ガイアノーツ T-09M
メタリックマスター 500ml
メタリック塗料専用薄め液。粒子が整い、シルバー塗装のムラが激減する必携アイテム。
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📝 まとめ

  • キャンディ塗装の基本はシルバー下地 + クリアカラーの2層構造
  • シルバーは薄め液多めの希釈でふんわり吹くのが大原則
  • エア圧は0.05MPa程度と低めに設定する
  • 明るい(白系)下地の方がクリアカラーの発色が綺麗になりやすい
  • シルバーの種類を変えるだけでまったく異なる仕上がりになる
  • まずブライトシルバー(No.009)で感覚を掴み、慣れたらスターブライトシルバー(No.121)へ
  • クリアカラーは薄く何度も重ね塗りが鉄則。急がない!
  • 本番前に必ずスプーンやプラ板で試し塗りして好みの色を見つけよう

キャンディカラーと一言で言っても、下地シルバーの種類で色々な変化を見せてくれます。「この色で塗りたい!」という自分だけのカラーを、ぜひ試し塗りしながら探してみてください☺️


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